ラ・リーガ20/21 全チーム出場数イレブン①
アトレティコマドリーの優勝で幕を閉じたラリーガ20/21シーズンも終了からだいぶ経ちました。
もはやそんな事より21/22シーズンの方が近いですね笑
それどころかEUROもコパアメリカも終わっちゃったよ…
日程も発表され待ち遠しい開幕ですが、その前に今更過ぎますが20/21シーズンの振り返りを。
ですが、ただの総括とかじゃ面白くないなーと思って、各チームの出場数でベストイレブンを作ろうじゃないかと!
出場数!
すなわち監督からの信頼の証!
さらには怪我などがなく、コンディション管理ができている事の表れでもあると思います。
スタメン出場となると監督からの信頼はより強固であると言えるのではないでしょうか。
集計にはGOALさんのデータを使いました。
そして今回は単純な出場数(スタメン、途中出場含む)とスタメンとして出た出場数の2パターンを用意しました。
これを見て来たる新シーズンのチームと20/21シーズンのチームを見比べて楽しみましょう!
長くなりましたが、早速見ていきましょう。
アトレティコ・マドリー
順位:1位 起用した選手の数:25選手
今シーズンのチャンピオンから見てみましょう。
シメオネといえば調子の良い選手を使うというイメージもありますが、交代は一辺倒などと言われたりも…
どんな感じなのでしょうか。
まずは単純な出場数イレブンです。
まず、38試合すべてに出場した選手が2人
オブラクとコレアです。
オブラクはもちろん変えの効かない選手ですし、コレアはフル稼働でしたねー
前線からハードワークもできて、今シーズンからは点も取れるようになりました。
次点で37試合出場のコケとジョレンテ
この中で1番出場数が少ないのはカラスコの30試合でした。
続いてスタメン出場数イレブンです。
さて、間違い探しの時間ですよ。
いなくなったのは誰でしょう。
そうです、彼です。ジョアン・フェリックスです。
単純な出場数なら31試合の出場でしたが、スタメンで出場した数は14試合。
実に17試合が途中出場でした。
この結果で代わりに28試合スタメン出場のトリッピアーがイレブンに。
似たようなポジションのライバルとして、トマ・レマルがいますが、彼は27試合出場のスタメンは19試合でした。
セルタ・デ・ビーゴ
順位:8位 起用した選手の数:30選手
昨シーズン(19/20)は17位フィニッシュと、降格か?なんて騒がれていましたが、今シーズンは8位フィニッシュ。
そんなセルタのメンバーを見てみましょう。
デニススア…デニス・スアレス
フランベル…フラン・ベルトラン
ジェイソン…ジェイソン・ムリージョ
ネストルア…ネストル・アラウーホ
ウーゴマー…ウーゴ・マージョ
まさかの事態。単純に出場数だけを見たらGKがいなくなってしまいました。これを想定せずに始めてしまいました。そりゃそうなりますよね。しかしめげずにこのまま行きますよ。
最多出場はノリートの36試合。
セルタの王様、イアゴ・アスパスは33試合。
今シーズンベストイレブン級の活躍をしたレナト・タピアは32試合の出場でした。
次にスタメン出場数イレブン。
※イバンビジ…イバン・ビジャール
GKが来てくれました!いらっしゃいませ!
アイドゥ(25試合出場14スタメン)とフラン・ベルトラン(32試合出場13スタメン)がスタメン出場数が少なく選外。
代わりにイバン・ビジャールとオラサが選出。
ですが、オラサの選出には裏がありまして、
オラサは18試合出場の18スタメンなのですが、本来は19試合出場19スタメンのルベン・ブランコがいました。
しかし、彼はGK。
2人のGKになってしまうため、便宜上選外に。
GKだけ別枠で考えておけばよかった…
グラナダ
順位:9位 起用した選手の数:34選手
19/20シーズンの昇格組にしてダークホースとなり、昇格の年でEL出場権も手に入れたグラナダ。
今シーズンはタイトなスケジュールから順位を落とすと(個人的に)思っていたのですが、結果は9位。
ヨーロッパリーグでも躍進し、充実のシーズンだったのではないでしょうか。
そんなチームを支えた選手たちはこちら!
※ロベルトソ…ロベルト・ソルダード
ルイススア…ルイス・スアレス
ホルヘモリ…モルヘ・モリーナ
ダルウィン…ダルウィン・マチス
ヤンヘルエ…ヤンヘル・エレーラ
アントニオ…アントニオ・プエルタス
ヘルマンサ…ヘルマン・サンチェス
最多出場はアントニオ・プエルタスの35試合。
個人的にはヤンヘル・エレーラがもっと絶対的で出場してるイメージだったのですが、32試合出場。
十分出てますが、イメージはあてになりませんね。
それではスタメン出場数イレブンです。
※カルロスネ…カルロス・ネヴァ
33試合に出場したホルヘ・モリーナがスタメン出場は17試合、
29試合出場のロベルト・ソルダードが16試合で選外。
代わりにどちらも22試合出場で21スタメンのモントーロとカルロス・ネヴァがイレブンに。
18スタメンでルイス・スアレスとケネディ、25試合出場だったマクシム・ゴナロンの3人が並びましたが出場数でマクシム・ゴナロンは脱落。
キーパーのルイ・シウヴァは32試合出場32スタメンでしたが、ベティス移籍が決まってるので、GKのポジションをどう埋めるのでしょうか、楽しみです。
アラベス
順位:16位 起用した選手の数:30選手
喜べないと思いますが、奇しくも19/20シーズンと同じ順位でのフィニッシュ。
かなり終盤まで残留争いに巻き込まれましたが、なんとか残留。
メンバーや内容からするとそんなに下位にいるチームではないと思うんですけどねー、それ言い出すと当てはまらないチームの方が少ないので良くないですね。
逸れましたが、出場数イレブン見てみましょう!
※ルーカスペ…ルーカス・ペレス
ルベンドゥ…ルベン・ドゥアルテ
ラグアルデ…ラグアルディア
フェルナン…フェルナンド・パチェコ
最多出場はGKのフェルナンド・パチェコ。
38試合出場です。
フィールドプレーヤーでは37試合出場のホセルが最多。
28試合に出場のルーカス・ペレスがこの中では最も少ない出場数です。
そしてアラベスは出場数とスタメン出場数のベストイレブンが全く同じでした。
スタメン出場数が最多だったのもパチェコ(37試合)で、フィールドも同じくホセルとフロリアン・ルジェーヌがそれぞれ34試合スタメン出場となりました。
ルーカス・ペレスの19スタメンが最少です。
このメンバーは監督にとってかなり信頼のおける選手たちなのでしょう。
来シーズンはより上位を狙って欲しいですね。
エルチェ
順位:17位 起用した選手の数:30選手
最終節で感動的な残留を決めたエルチェ。
昇格組として最低ラインではあるが最大の目標である残留達成ですので、喜んで良いのではないでしょうか。
個人で見ると、GKのエドガル・バディアがバルセロナ戦でパラドン連発の活躍を見せてメッシからユニフォーム交換を持ちかけられて驚きのあまり固まってたのが印象的なシーンでした。
そんなバディアは終盤に出場がありませんでしたが、移籍なのか…どうなのでしょうか。
では出場数イレブンです。
※ルーカスボ…ルーカス・ボジェ
ホサンフェ…ホサン・フェルナンデス
ラウールグ…ラウール・グティ
ホセマサン…ホセマ・サンチェス
ゴンサロべ…ゴンサロ・ベルドゥ
先に申しますと、今回も出場数イレブンとスタメンイレブンは同じメンバーでした。
最多出場はラウール・グティの36試合(スタメン33試合)
最も少ないのはバラガンの27試合でしたが、スタメンでの出場が最も少ないのはペレ・ペーニャの22試合でした。
それでもスタメン出場数の最少が20試合オーバーは今回見た中では初ですね。
起用数は多いものの、ある程度メンバーが固定されてたという事でしょう。
ちなみに引退が決まったエルチェのレジェンド、ニノは16試合出場のスタメン出場はなしでした。40歳という年齢を考えると凄まじいですね。
……こっわ。
まとめ①
アトレティコの選手起用数の少なさが気になりました。疲労が来シーズンまで響かないといいのですが…
1チーム1人くらい38試合出場してる人がいると思ってましたが、フィールドプレーヤーではコレアだけというのが意外でした。
継続して試合に出るって、プロフェッショナルとして必要な要素の一つなんだなと思いました。
予定ではあと15チーム、④まで続く予定です。
良かったらまたお付き合いください。