クマの遠吠え

なんでもすきなことを、遠吠えします

まだまだリーガは終わらない。ヨーロッパへの闘いと残留争い

ラ・リーガ34節で2022-23シーズンのチャンピオンがバルセロナに決まりました。

シーズン通して安定感がありましたが、とりわけテア・シュテーゲンを中心とした守備力は圧倒的でしたね。

残り4試合もどんな戦いを見せてくれるか楽しみです!

 

さて、前回の記事でバルセロナの優勝が決まる条件と残留争いを見ていきましたが、今回は改めてその振り返りと、実はまだまだ熱いヨーロッパのコンペティションに向けた戦いが残っていますのでそちらも見ていきます。

 

1番最後のまとめで今節の注目試合3試合をピックアップしてるので気になる人はそこまで飛んでいってください。

 

 

優勝争いは終わってもリーガは終わらない

振り返りと言っても、バルセロナが優勝しましたので優勝争いに関しては触れません。

大変個人的な事(アトレティ目線)を言わせて頂きますと、アトレティコの不甲斐ない戦いからの結局3位転落というのは本当に頂けないですね、怒りすら覚えます。

という事で上位に関しては強い方のマドリーはどっちかという争いを見守って頂ければと思います。

 

もう一つ、残留争いについて

個人的に可能性があるとしたチームは、

13位 セルタ 勝点39

14位 アルメリア 勝点36

15位 カディス 勝点35

16位 バジャドリー 勝点35

17位 バレンシア 勝点34

〜降格圏〜

18位 ヘタフェ 勝点34

19位 エスパニョール 勝点31

20位 エルチェ 勝点16(降格決定)

※33節終了時点。

としておりました。

 

34節が終わってどんな変化があったのか見てみましょう。

 

13位 セルタ 勝点39

14位 バレンシア 勝点37

15位 アルメリア 勝点36

16位 カディス 勝点35

17位 バジャドリー 勝点35

〜降格圏〜

18位 ヘタフェ 勝点34

19位 エスパニョール 勝点31

20位 エルチェ 勝点19(降格決定)

 

間違い探しではありませんよ。

軒並み残留争いのチームが勝ち点を落としてしまいました。

この中で勝ち点を取れたのは、セルタに勝利したバレンシアと2位のアトレティコをくだしたエルチェのみでした。

まだ余裕はありませんが、バレンシアは残留に向けて一歩前進する事ができました。

 

気になるのはエスパニョールですね。

バルセロナに目の前で優勝を決められ、サポーターが暴徒化するなど暗いニュースが多くなっています。

引きずる事なく次に向けて進めるのでしょうか。注目です。

 

降格圏のヘタフェは34節でレアル・マドリーとの一戦でしたが、内容は勝っていたかもしれません。

しかしそんな試合でも勝ってくるのがマドリーです。そんな事を改めて思い知らされる試合でした。

ポジティブに捉えれば今後この戦い方を続ければ残留も全然夢ではないのでは?と思わされます。

 

さて、次節の対戦カードを確認してみましょう。

 

セルタvsアトレティッククルブ

バレンシアvsレアル・マドリー

アルメリアvsマジョルカ

カディスvsバジャドリー

ヘタフェvsエルチェ

エスパニョール vsラージョ

 

何といってもカディスvsバジャドリーは見逃せません。

崖から落ちかかっている2チーム。

どちらが蹴落とすのか。バチバチの試合に期待です。

 

ヘタフェvsエルチェはヘタフェにとってはチャンスに見えるかも知れません。しかしエルチェも失うものがない中で勇敢にチャレンジしてくることは前節のアトレティコ戦で証明されています。

簡単な試合にはならないと予想します。楽しみです。

 

そしてまたも残留争いチームとの戦いとなるレアル・マドリー

明らかにコンディション不足の前節。理由は当然ミッドウィークのCLの激戦でしょう。

今回もマンチェスターシティとの一戦を終えてからのバレンシア戦です。

バレンシアはここで一気に残留争いの山から脱出したいところです。

 

もう一つの熱い戦い、CL・EL・ECL争い

ここまで幅を広げると全チーム関わってきそうですが、本当にそのくらい魅力的なのです。

 

一旦整理すると、CLの枠は1〜4位、ELは5位と6位、ECLは7位のチームが出場する事ができます。

現在の順位は

1位 バルセロナ 勝点85(確定)

2位 レアル・マドリー 勝点71

3位 アトレティコ・マドリー 勝点69

4位 レアル・ソシエダ 勝点62

 

5位 ビジャレアル 勝点57

6位 ベティス 勝点55

 

7位 ジローナ 勝点48

となっています。

上位3チームはほぼ間違いないかと思いますが、ソシエダはあと4試合を取りこぼすとCL出場権を逃す可能性は十分にあり得ます。

逆に言うとビジャレアルベティスは自力では難しいですが、まだまだCL権を狙えます。

このあたりはバチバチの熱い試合が見れそうです。

そんなソシエダはなんと残り4試合のうち、バルセロナアトレティコとの試合が残っています。めちゃくちゃキツい。

ビジャレアルアトレティコとの一戦が、ベティスは復調でEL決勝まで駒を進めたセビージャとの一戦が控えています。

残留争い同様、ここの争いも毎節変わる状況を楽しみたいですね。

 

そしてECL争い

現状はジローナが7位ですが、8〜11位までがジローナとの勝ち点差3の中でひしめいています。

正直、ここの順位は予想が全くつきません。

ジローナが先行逃げ切りで終われるか、はたまた本来ここにいるべきではないセビージャがまくるか、コパ準優勝で今季好調のオサスナが飛び出すか、などなど

ハイレベルかつ技術だけでない激しいぶつかり合いが期待できそうです。

 

まとめと外せない注目試合

優勝争いという点では決まってしまってインパクトはないのかもしれませんが、個々で見ていくとどのチームにも色々な可能性が残されており、その数だけドラマが生まれる可能性があります。

あと4試合で今シーズンのラ・リーガも終了です。また8月までラ・リーガは見れなくなるわけです、今見ないでいつ見るのでしょうか。

 

と言ってもやはり全試合追いかけるとなると時間が厳しいと思います、私もそうです、全試合フルタイムはもう仕事にしてる人です。

という事で個人的に絶対抑えたい試合を3試合ピックアップしました。

 

1.バルセロナvsレアル・ソシエダ

 久保建英vsバルセロナがすでに熱い。マドリー相手にも点を取った久保建英がまた点を取れるか。そして何よりCL出場権を守り切るための重要過ぎる一戦です。

 

2.セビージャvsレアル・ベティス

 ヨーロッパのコンペティションに対する目標があるチーム同士の対戦。強豪同士の終盤での対戦はその他のチームの順位にも影響がありそうです。

 

3.ジローナvsビジャレアル

 ソシエダを抜かしてのCLへの可能性を十分に残しているビジャレアルに対するは初のヨーロッパコンペティションを目指すジローナ。どちらもドローでも厳しくなるこの試合は互いにリスク承知の点の取り合いを見れそうだし、期待したいです。

 

 

という事で今回も自分の情報整理がメインとなってしまいましたが言いたい事言えて満足です!笑

残りわずかの今シーズンのラ・リーガも皆さんで楽しみましょう!