ラ・リーガ20/21 全チーム出場数イレブン④
第一回
ラ・リーガ20/21 全チーム出場数イレブン① - クマの遠吠え
第二回
ラ・リーガ20/21 全チーム出場数イレブン② - クマの遠吠え
第三回
ラ・リーガ20/21 全チーム出場数イレブン③ - クマの遠吠え
とうとう開幕も近づいてきて、なおこの企画を続けてますがこれで最終回!
もう季節外れ過ぎて完全に自己満の世界です、楽しかったー!
という事でまた長くなるので本題に
今回は、
・セビージャ
・カディス
・エイバル
の5チームです!それでは、キックオフ!(やべっちFCのフットサル企画の時の高橋陽一先生)
セビージャ
順位:4位 起用した選手の数:26選手
終盤まで優勝争いに絡んできたセビージャ。
CLではベスト8まで出場。
ロペテギセビージャはそろそろ本当に3強に絡んでくるんじゃないかと思いますね。
あともう少しタレントが欲しいところではありますけどねー。
そんなセビージャを支えたメンバーはこちら!
※ルークデヨ…ルーク・デ・ヨング
オリベルト…オリベル・トーレス
38試合に出場した選手が1人、エンネシリです。
彼はシーズン18得点で得点ランク5位の活躍。
まとめ獲りのイメージはありますが、実際に結果を残してるという意味でさすがですね。
これで安定して点が取れるようになったらいよいよ脅威的な選手になりますね。
次点はラキティッチの37試合。
最少でもオリベル・トーレス、ジエゴ・カルロス、ブヌの33試合とかなりスターティングイレブンは固まっていた事が伺えますね。
ちなみに今シーズン株を上げに上げたジュール・クンデは34試合出場です。
ではスタメン出場数イレブンとなるとどうでしょうか
ルーク・デ・ヨング(14スタメン)、オリベル・トーレス(15スタメン)がアウト。
フェルナンド(28スタメン)とアクーニャ(26スタメン)が入りました。
スタメンでの最多出場はヘスス・ナバスの34スタメン。
EUROではマルコス・ジョレンテが謎の右ラテラル起用をされるたびに、ヘスス・ナバスの名前が上がってましたね。
間違いなく呼んだ方が良かったと思いますけどね笑
スタメン出場数やメンバーを見てもやはり固まってるイメージのあるセビージャ。
ここの選手層をどれだけ厚くできるかですね。
後で触れますが、レンタルで出していたブライアン・ヒルはトッテナムへの移籍が決まりました。
こういう所を引き留められないのは痛いですね、いくらプレミアの狂った金銭感覚だとしても。
代わりにエリック・ラメラが加入しますが、将来性やらなんやら、うん、個人的にリーガから出て行って欲しくなかったのでまだしつこく言っています。笑
ここからさらなる補強、これ以上の流出を避けたセビージャを来シーズンは見たいです!
レアル・ソシエダ
順位:5位 起用した選手の数:30選手
悲願のタイトルを手に入れたレアル・ソシエダ。
さらにはEL出場権も掴む活躍。
かなり良いシーズンだったと言えるのではないでしょうか。
毎シーズン面白いサッカーを見せてくれるラ・レアルですが、結果もついてきてさらに成熟したチームになってくれると面白いですね!
そんなチームを支えたメンバーはこちら!
※アレックス…アレックス・レミロ
GKのアレックスレミロは38試合全試合に出場。
フィールドでの最多はポルトゥの37試合出場。
良い意味で今シーズンのポルトゥには裏切られたというか、こんな良い選手だったっけ?となりましたね。
来シーズンからはより注目して見たい選手です。
EUROでも株を上げてプレミアの各クラブが熱視線を送るイサクは34試合出場でした。
イサクもブライアンヒルと同じく移籍して欲しくない選手なので、なんとか引き留めて欲しいです。
オリンピックに出ている3人、オヤルサバル、スピメンディ、メリーノもしっかり選ばれています。(それぞれ、33試合、31試合、26試合)
オヤルサバルも過労で倒れちゃいますね、スペイン、ブラック国に認定です。
でもね、まさかね、スタメン出場とかそんな過労にはならないですよねー。見てみましょう。
オヤルサバル、来シーズン前半戦は休んだ方がいいよ。
30スタメンでした。
ペドリ、オヤルサバル、あとダニオルモもすごいみたいですね、このあたりは来シーズンは大人しくしといた方がいいです、怪我が怖いよ笑
入れ替わりは、ヤヌザイ、バレネチェア、スピメンディの3人がアウト
モンレアル、エルストンド、スペルディアの3人が選出。
最多はGKレミロの38スタメンでしたが、フィールドだと、イサク、レノルマン、オヤルサバルが30スタメンでした。
最多で30というのも意外と少なめですね、上手くターンオーバーとかも組み込めている証拠でしょうか。
ちなみに加入当初話題になった、ダビド・シルバは怪我の影響もあり21試合17スタメンにとどまりました。
本調子という感じではなかったので、本調子の彼を見たいですね。
カディス
順位:12位 起用した選手の数:34選手
今シーズンのビッグサプライズの一つは、昇格組カディスの躍進だったと言えるでしょう。
序盤から勝ち点を積み重ねて、上位陣にも一切引けを取らない攻撃的なサッカーでリーガを盛り上げてくれました。
来シーズンはより警戒され、対策も取られるでしょうから本当の力の見せ所はこれからですね。
こういう昇格組の活躍は毎シーズン面白いですねー、来シーズンはマジョルカ、エスパニョール、ラージョに暴れて欲しいですね!
さてそんなカディスの中心となった選手はこちら。
ハイロイス…ハイロ・イスキエルド
ファリヒメ…ファリ・ヒメネス
イサックカ…イサック・カルセレン
最多出場はジョンソンとベテランのアルバロ・ネグレドの35試合でした。
ネグレドは本当に年齢を感じさせないパワフルな選手でしたね。
相手DFからしたらかなり脅威だったでしょう。
残念ながらオリンピックでは予選敗退となってしまったアルゼンチン代表でしたが、そのチームのGKとして活躍したレデスマはリーガでは32試合出場でした。
良くない話題で名前が出てしまったフアンカラは28試合出場でした。
あの件は本当はどうなんでしょうねー。
まあ、ラ・リーガさんが証拠ないって言ってるんでそうなんでしょうねー。
カディスの人気と好調ぶりから勿体無い出来事でしたが、切り替えて本人もチームも頑張って欲しいですね。
それではスタメン出場数イレブンも見てみましょう。
入れ替わりは、マルバシッチ、ハイロ・イスキエルドの2人がアウトで
アレックスとロペスの2人が選出です。
最多スタメンはジョンソンの33スタメン。
最少でアントニー・ロザノの18スタメンでした。
昇格組で結果を残したチームにしては偏りがそんなに大きくなく、スタメン出場数が30オーバーする選手がGK含めて4人でした。
メンバーが変わっても戦える、チームで戦い方が共有されているというのは強いですね。
チーム戦力を維持しつつ、補強ができたらより面白いチームになりますね。
バレンシア
順位:13位 起用した選手の数:30選手
個人的な昔のイメージでバルセロナとレアル・マドリーという異次元のチームがいて、それに追随するのがバレンシアという感覚があったのですが、近年のバレンシアは少し落ちてきてしまっていますね。
リーガ好きにはお馴染みの解説者小澤一郎さんの心のクラブでもあるバレンシアなので情報も入りますが、やはりフロントに難ありのようですね。
今やサッカーは競技面以外の周囲の環境までもがチーム状況に影響してきます。
来シーズンはよりそういったフロントの動きなどにも注目していきたいですね。
さてさて、そんなバレンシアを支えたメンバーはこちらです!
※マキシミリ…マキシミリアーノ・ゴメス
カルロスソ…カルロス・ソレール
ガブリエル…ガブリエル・パウリスタ
ティエリー…ティエリー・コレア
ジャウメド…ジャウメ・ドメネク
最多出場はヴァスの35試合。
オリンピックでも活躍中のカルロス・ソレールは32試合出場。
安定したパフォーマンスでバレンシアを牽引したガヤは33試合に出場。
ガヤはバルセロナが獲得の希望を出してるなんて噂がありましたが、めっきり聞かなくなりましたね。
バルセロナは今は選手取ってる場合じゃないですからね、バレンシアとしては助かった?形なのかもしれません。
ではスタメン出場数イレブンも見てみましょう。
※ウーゴギジ…ウーゴ・ギジャモン
マヌ・バジェホとムサがアウト
ディアカビとウーゴ・ギジャモンが選出です。
マヌ・バジェホは30試合に出場しましたが、スタメンとしての出場は9試合にとどまりました。
最多スタメン出場は35のヴァスで、次点はガヤの32スタメンでした。
やはりこの2人が今後もバレンシアの中心として活躍していくのでしょうか。
カルロス・ソレールは31スタメンと結果も残しているので納得の数字です。
バレンシアの攻撃の創造性は彼から生まれる部分が多いと思うので今後も彼のプレーには注目したいです。
ちなみによく久保建英との比較に挙げられる韓国代表のイ・ガンインもバレンシア所属ですが、24試合出場の15スタメンでした。
彼もまだリーガへの適応に苦労しているイメージがありますので、今後の成長(精神的にも)に期待ですね。
エイバル
順位:20位 起用した選手の数:30選手
乾と武藤の2人の日本人が所属する事でも注目されていたエイバルですが、残念ながら最下位での2部降格という結果に終わってしまいました。
テレビの画面からでも伝わるピッチと観客席の近さがあるイプルアのスタジアムをしばらくリーガで見れなくなると思うと少し寂しさがありますね。
乾も含め多くの選手が退団するエイバルですが、20/21シーズンを支えたメンバーを見てみましょう。
※セルジエン…セルジ・エンリク
ブライアン…ブライアン・ヒル
セルヒオア…セルヒオ・アルバレス
ドミトロビ…ドミトロビッチ
さすが乾、メンディリバル監督からの信頼は絶大ですね。28試合出場で選出です。
最多出場はキケ・ガルシアの37試合でした。
次点はGKのドミトロビッチで35試合。
アトレティコ戦ではPKキッカーを務めて見事に決めて話題となりましたね、シンプルに上手かった、悔しかったです。笑
確かどことの試合だったか忘れてしまいましたが、その後またキッカーを務めて外していましたね、賭けだよね。
噂のブライアンヒルは乾と同じく28試合出場でした。
トッテナムに移籍が決まってしまいましたが、本当に、いつかリーガに帰ってきてください。
ではスタメン出場数イレブンも見ていきます。
こちらでも乾は22スタメンで選出。
去就は不明ですが、どこに行きますかねー。
スタメン出場数でもキケ・ガルシアが36でトップ。
ブライアンヒルは26スタメン。序盤はセビージャにいたことを考えれば充分過ぎる数字ですね。
ちなみに武藤は26試合出場の13スタメンでした。
武藤も現在はニューカッスルに戻ってプレシーズンを過ごしているようですが、神戸から破格のオファーがあったとか…
どうなるのでしょうか、楽しみですね。
日本人選手の動向ももちろんですが、大きく陣容が変わるエイバルの来シーズンの戦いにも注目していきたいですね。
まとめ
面白かった!
出場数から見えることは意外とありました。
チームでターンオーバーが良くあるとか、層の厚さとか、この監督は固定して選手を使うなとか、それこそ外せない選手っているんだなーとかとか。
来シーズンはより深く選手の出場数とかを見ていってチームのスタイルを深掘りできたらいいなーと思いました。
まずは試合観戦数を増やしたい!
あと38試合出場ってすごいことなんだなーと今回思いました。
この過密日程の中でも怪我も出場停止もなく出続ける凄さを感じました。
もう少し多くいると思ってたので驚きでした。
後日出場数とスタメン出場数のラ・リーガのベストイレブンをまとめてみようと思ってます。
とにかく目の前に迫ってきた21/22シーズン。
W杯イヤーでもあるので、選手たちはアピールという意味でもかなり気合の入るシーズンになると予想されます。
来シーズンもラ・リーガを楽しみましょう!!
長々とお付き合い頂きありがとうございました。