ラ・リーガ21/22 第1節の雑感
ラリーガが帰ってきました。
今年もコロナの影響が残るシーズンとなりそうですが、徐々に観客も戻ってきてスタジアムに活気が戻ってきたように感じます。
昨シーズンから続く難しいシーズンをどう乗り越え、どこが頂点に立つのでしょうか。
嬉しい寝不足と共に楽しんでいきたいですね!
特にテーマを絞らず、個人的に面白いとか良いなーとか、気になった事を書き残したいと思います。
1.ピケの漢気
バルセロナはメッシと別れました。
理由はリーガ独自のサラリーキャップのルールによるものでした。
詳しいルールは割愛しますが、そのルールによってメッシどころか、デパイ、アグエロ、エリック・ガルシア、エメルソンといった新加入選手を登録できないのではという事が実しやかに囁かれていました。
実しやかと言いましたが、実際に厳しかったみたいです。すでに契約を結んでいる選手の放出や給与カットによって資金を捻出する必要があったバルセロナでしたが、そこで漢気を見せたのは、ピケでした。
彼が給与カットを受け入れた事により新戦力の登録が無事に行われ(アグエロはまだ、理由は不明。怪我をしているから?契約をなしして移籍するから?)、開幕節からデパイ、エリック・ガルシア、エメルソンの3人が出場できました。
デパイの躍動、エリック・ガルシアの期待感も味わえましたが、この試合でなんとピケはゴールという形でもチームを引っ張りました。
漢気を見せ、ゴールを決めてみせ、エンブレムへのキスでクラブへの忠誠を見せつけました。
ピケという男の偉大さを感じた、そんな開幕節でした。
クレの皆さんはピケのゴールで涙が止まらなかったのではないでしょうか。
2.リーガ、カード多すぎ問題。
私はアトレティなので、もちろん開幕節を見たのですが、荒れに荒れましたねー笑
審判の名前、覚えましたよ、忘れませんよ、ムヌエラ・モンテーロさん。
さて、そんな物騒なことは置いといて、なんか気になったんですよね。
確かにセルタvsアトレティコは荒れましたが、開始早々一発レッドで始まったリーガ開幕戦のバレンシアvsヘタフェもたいがいだったなーと。
というか、他の試合見ててもなんかカード多くない?と感じました。
という事で集計しました。
第1節で生まれたイエローカードは、
5 4 枚 !
脅威の数字ですね、比較が分からないのであれですけど、1試合平均2.7枚のイエローカードが飛び交っています。
最もカードが出たのはやはり、セルタvsアトレティコとバレンシアvsヘタフェでした。
どちらも両チーム合わせてイエローカード9枚、さらにはレッドカード2枚というファンキーな試合を演じています。
何をおっしゃいます、リーガは紳士淑女のたしなみ、そんな野蛮なリーグではありませんわ!
というお嬢様の発狂を挫くデータを。
同日に開幕となったプレミアリーグ。
この開幕節で生まれたイエローカードは、
21枚でした。
1試合平均ほぼ1枚ですね、リーガは倍以上です。
イメージ的にはプレミアの方がバチバチなんですけどね、バチバチが普通であんまり出ないんですかね、カードが。
レッドカードに至ってはリーガは6枚、プレミアは1枚も出ていません。
恐らく、スペインでは累積警告という言葉を教えられていないのでしょう。それくらいの勇ましさです。
さらにちなむと、昨シーズンのリーガの第1節(3試合ほど別日でやってはいる)ではイエローカードが41枚のレッドカードが1枚でした。どっちにしろ荒れてましたね。
3.オリンピック勢はオーバーワークまっしぐら
ペドリやオヤルサバル、メリーノやスピメンディ、ウナイシモンなどなど、リーガからオリンピックに出場し銀メダルを獲得した選手は多くいます。
しかし、彼らは休むどころか普通にスタメンとかで出てましたね。
怖いです。
休む事を知らないのでしょう。
ユーロにも出ていたやつらもチラホラ。
危険です、ほんとに。
ビジャレアルのパウ・トーレスはチームから強制的にオフに入らされるそうですが、そんくらいした方がいいです。
ペドリなんかは特に、バルセロナでスタメンで出るという重圧を18歳にして背負って、その上でユーロとオリンピックで主力として出場。
サッカー界の至宝たちを壊さないようにして欲しいですね。
DAZNの企画で野村さんとベンさんがプレミア3連単予想をしてましたが、なんでリーガの実況解説陣はリーガ版をやってくれないんだ!
と思ってましたが、リーガの3連単は気を衒った人は面白くなりますが、基本は例の3強の順位を入れ替えるだけですからね。
今後近いうちにその勢力図も変わるとは思っていますが。
なので3連単と言いましたが、4〜6位のチームの3連単という形で予想します。
あくまでも開幕節を見た感じと個人の見解です。そして期待も入っています。
では早速。
4位:セビージャ
5位:ビジャレアル
6位:バレンシア
という予想にしました。
4位セビージャは堅いと思っています、なんなら3強に食い込めるのは間違いなくセビージャだけだと思います。
予想しといてあれですが、3位あたりに入ってもおかしくないしそれくらいのチーム力があると思います、期待してます。
5位はビジャレアル
ELを取ったおかげでCLに出れますが、順位を見ればELすら出れなくなった昨シーズン終盤。
今年は恐らくそのあたりの修正をしっかりとエメリ監督がやってくるだろうし、2年目でエメリ戦術もより浸透するはず。
CLでの活躍も期待したいですね。
6位はバレンシア
ここは正直期待の部分が大きいです。
なんとなくリーガに興味を持ち始めた頃、強かったイメージのバレンシア。
ここ最近は昔は強かったんだけどなー、になっちゃってますよね。
開幕戦、開始3分で10人での戦いを強いられたバレンシアでしたが、それでもヘタフェに勝ち切りました。
この忍耐強さ、インテンシティの高さは新監督ボルダラスの功績か。
ソレールという新10番で司令塔のプレーがボルダラスフットボールと化学反応を起こせば6位も十分あり得るのではないかと思って、期待も込めて6位予想です。
皆さんも、4〜6位という特殊な予想をしてみてはいかがでしょうか。
さて、今回はここまで
第1節で張り切って色々書いてしまった…
しかも雑感と言いつつ試合にほとんど触れてない…
まあ、こういうサッカーの楽しみ方ってあると思うんですよね。
戦術については今の時代いくらでも優秀な方がいて解説してくれてますしね!笑
という事で、今後も気楽に自由にリーガについてあーだこーだ書いていきたいと思います!
ではまた来週あたりでお会いしましょう!
ラ・リーガ20/21 全チーム出場数イレブン④
第一回
ラ・リーガ20/21 全チーム出場数イレブン① - クマの遠吠え
第二回
ラ・リーガ20/21 全チーム出場数イレブン② - クマの遠吠え
第三回
ラ・リーガ20/21 全チーム出場数イレブン③ - クマの遠吠え
とうとう開幕も近づいてきて、なおこの企画を続けてますがこれで最終回!
もう季節外れ過ぎて完全に自己満の世界です、楽しかったー!
という事でまた長くなるので本題に
今回は、
・セビージャ
・カディス
・エイバル
の5チームです!それでは、キックオフ!(やべっちFCのフットサル企画の時の高橋陽一先生)
セビージャ
順位:4位 起用した選手の数:26選手
終盤まで優勝争いに絡んできたセビージャ。
CLではベスト8まで出場。
ロペテギセビージャはそろそろ本当に3強に絡んでくるんじゃないかと思いますね。
あともう少しタレントが欲しいところではありますけどねー。
そんなセビージャを支えたメンバーはこちら!
※ルークデヨ…ルーク・デ・ヨング
オリベルト…オリベル・トーレス
38試合に出場した選手が1人、エンネシリです。
彼はシーズン18得点で得点ランク5位の活躍。
まとめ獲りのイメージはありますが、実際に結果を残してるという意味でさすがですね。
これで安定して点が取れるようになったらいよいよ脅威的な選手になりますね。
次点はラキティッチの37試合。
最少でもオリベル・トーレス、ジエゴ・カルロス、ブヌの33試合とかなりスターティングイレブンは固まっていた事が伺えますね。
ちなみに今シーズン株を上げに上げたジュール・クンデは34試合出場です。
ではスタメン出場数イレブンとなるとどうでしょうか
ルーク・デ・ヨング(14スタメン)、オリベル・トーレス(15スタメン)がアウト。
フェルナンド(28スタメン)とアクーニャ(26スタメン)が入りました。
スタメンでの最多出場はヘスス・ナバスの34スタメン。
EUROではマルコス・ジョレンテが謎の右ラテラル起用をされるたびに、ヘスス・ナバスの名前が上がってましたね。
間違いなく呼んだ方が良かったと思いますけどね笑
スタメン出場数やメンバーを見てもやはり固まってるイメージのあるセビージャ。
ここの選手層をどれだけ厚くできるかですね。
後で触れますが、レンタルで出していたブライアン・ヒルはトッテナムへの移籍が決まりました。
こういう所を引き留められないのは痛いですね、いくらプレミアの狂った金銭感覚だとしても。
代わりにエリック・ラメラが加入しますが、将来性やらなんやら、うん、個人的にリーガから出て行って欲しくなかったのでまだしつこく言っています。笑
ここからさらなる補強、これ以上の流出を避けたセビージャを来シーズンは見たいです!
レアル・ソシエダ
順位:5位 起用した選手の数:30選手
悲願のタイトルを手に入れたレアル・ソシエダ。
さらにはEL出場権も掴む活躍。
かなり良いシーズンだったと言えるのではないでしょうか。
毎シーズン面白いサッカーを見せてくれるラ・レアルですが、結果もついてきてさらに成熟したチームになってくれると面白いですね!
そんなチームを支えたメンバーはこちら!
※アレックス…アレックス・レミロ
GKのアレックスレミロは38試合全試合に出場。
フィールドでの最多はポルトゥの37試合出場。
良い意味で今シーズンのポルトゥには裏切られたというか、こんな良い選手だったっけ?となりましたね。
来シーズンからはより注目して見たい選手です。
EUROでも株を上げてプレミアの各クラブが熱視線を送るイサクは34試合出場でした。
イサクもブライアンヒルと同じく移籍して欲しくない選手なので、なんとか引き留めて欲しいです。
オリンピックに出ている3人、オヤルサバル、スピメンディ、メリーノもしっかり選ばれています。(それぞれ、33試合、31試合、26試合)
オヤルサバルも過労で倒れちゃいますね、スペイン、ブラック国に認定です。
でもね、まさかね、スタメン出場とかそんな過労にはならないですよねー。見てみましょう。
オヤルサバル、来シーズン前半戦は休んだ方がいいよ。
30スタメンでした。
ペドリ、オヤルサバル、あとダニオルモもすごいみたいですね、このあたりは来シーズンは大人しくしといた方がいいです、怪我が怖いよ笑
入れ替わりは、ヤヌザイ、バレネチェア、スピメンディの3人がアウト
モンレアル、エルストンド、スペルディアの3人が選出。
最多はGKレミロの38スタメンでしたが、フィールドだと、イサク、レノルマン、オヤルサバルが30スタメンでした。
最多で30というのも意外と少なめですね、上手くターンオーバーとかも組み込めている証拠でしょうか。
ちなみに加入当初話題になった、ダビド・シルバは怪我の影響もあり21試合17スタメンにとどまりました。
本調子という感じではなかったので、本調子の彼を見たいですね。
カディス
順位:12位 起用した選手の数:34選手
今シーズンのビッグサプライズの一つは、昇格組カディスの躍進だったと言えるでしょう。
序盤から勝ち点を積み重ねて、上位陣にも一切引けを取らない攻撃的なサッカーでリーガを盛り上げてくれました。
来シーズンはより警戒され、対策も取られるでしょうから本当の力の見せ所はこれからですね。
こういう昇格組の活躍は毎シーズン面白いですねー、来シーズンはマジョルカ、エスパニョール、ラージョに暴れて欲しいですね!
さてそんなカディスの中心となった選手はこちら。
ハイロイス…ハイロ・イスキエルド
ファリヒメ…ファリ・ヒメネス
イサックカ…イサック・カルセレン
最多出場はジョンソンとベテランのアルバロ・ネグレドの35試合でした。
ネグレドは本当に年齢を感じさせないパワフルな選手でしたね。
相手DFからしたらかなり脅威だったでしょう。
残念ながらオリンピックでは予選敗退となってしまったアルゼンチン代表でしたが、そのチームのGKとして活躍したレデスマはリーガでは32試合出場でした。
良くない話題で名前が出てしまったフアンカラは28試合出場でした。
あの件は本当はどうなんでしょうねー。
まあ、ラ・リーガさんが証拠ないって言ってるんでそうなんでしょうねー。
カディスの人気と好調ぶりから勿体無い出来事でしたが、切り替えて本人もチームも頑張って欲しいですね。
それではスタメン出場数イレブンも見てみましょう。
入れ替わりは、マルバシッチ、ハイロ・イスキエルドの2人がアウトで
アレックスとロペスの2人が選出です。
最多スタメンはジョンソンの33スタメン。
最少でアントニー・ロザノの18スタメンでした。
昇格組で結果を残したチームにしては偏りがそんなに大きくなく、スタメン出場数が30オーバーする選手がGK含めて4人でした。
メンバーが変わっても戦える、チームで戦い方が共有されているというのは強いですね。
チーム戦力を維持しつつ、補強ができたらより面白いチームになりますね。
バレンシア
順位:13位 起用した選手の数:30選手
個人的な昔のイメージでバルセロナとレアル・マドリーという異次元のチームがいて、それに追随するのがバレンシアという感覚があったのですが、近年のバレンシアは少し落ちてきてしまっていますね。
リーガ好きにはお馴染みの解説者小澤一郎さんの心のクラブでもあるバレンシアなので情報も入りますが、やはりフロントに難ありのようですね。
今やサッカーは競技面以外の周囲の環境までもがチーム状況に影響してきます。
来シーズンはよりそういったフロントの動きなどにも注目していきたいですね。
さてさて、そんなバレンシアを支えたメンバーはこちらです!
※マキシミリ…マキシミリアーノ・ゴメス
カルロスソ…カルロス・ソレール
ガブリエル…ガブリエル・パウリスタ
ティエリー…ティエリー・コレア
ジャウメド…ジャウメ・ドメネク
最多出場はヴァスの35試合。
オリンピックでも活躍中のカルロス・ソレールは32試合出場。
安定したパフォーマンスでバレンシアを牽引したガヤは33試合に出場。
ガヤはバルセロナが獲得の希望を出してるなんて噂がありましたが、めっきり聞かなくなりましたね。
バルセロナは今は選手取ってる場合じゃないですからね、バレンシアとしては助かった?形なのかもしれません。
ではスタメン出場数イレブンも見てみましょう。
※ウーゴギジ…ウーゴ・ギジャモン
マヌ・バジェホとムサがアウト
ディアカビとウーゴ・ギジャモンが選出です。
マヌ・バジェホは30試合に出場しましたが、スタメンとしての出場は9試合にとどまりました。
最多スタメン出場は35のヴァスで、次点はガヤの32スタメンでした。
やはりこの2人が今後もバレンシアの中心として活躍していくのでしょうか。
カルロス・ソレールは31スタメンと結果も残しているので納得の数字です。
バレンシアの攻撃の創造性は彼から生まれる部分が多いと思うので今後も彼のプレーには注目したいです。
ちなみによく久保建英との比較に挙げられる韓国代表のイ・ガンインもバレンシア所属ですが、24試合出場の15スタメンでした。
彼もまだリーガへの適応に苦労しているイメージがありますので、今後の成長(精神的にも)に期待ですね。
エイバル
順位:20位 起用した選手の数:30選手
乾と武藤の2人の日本人が所属する事でも注目されていたエイバルですが、残念ながら最下位での2部降格という結果に終わってしまいました。
テレビの画面からでも伝わるピッチと観客席の近さがあるイプルアのスタジアムをしばらくリーガで見れなくなると思うと少し寂しさがありますね。
乾も含め多くの選手が退団するエイバルですが、20/21シーズンを支えたメンバーを見てみましょう。
※セルジエン…セルジ・エンリク
ブライアン…ブライアン・ヒル
セルヒオア…セルヒオ・アルバレス
ドミトロビ…ドミトロビッチ
さすが乾、メンディリバル監督からの信頼は絶大ですね。28試合出場で選出です。
最多出場はキケ・ガルシアの37試合でした。
次点はGKのドミトロビッチで35試合。
アトレティコ戦ではPKキッカーを務めて見事に決めて話題となりましたね、シンプルに上手かった、悔しかったです。笑
確かどことの試合だったか忘れてしまいましたが、その後またキッカーを務めて外していましたね、賭けだよね。
噂のブライアンヒルは乾と同じく28試合出場でした。
トッテナムに移籍が決まってしまいましたが、本当に、いつかリーガに帰ってきてください。
ではスタメン出場数イレブンも見ていきます。
こちらでも乾は22スタメンで選出。
去就は不明ですが、どこに行きますかねー。
スタメン出場数でもキケ・ガルシアが36でトップ。
ブライアンヒルは26スタメン。序盤はセビージャにいたことを考えれば充分過ぎる数字ですね。
ちなみに武藤は26試合出場の13スタメンでした。
武藤も現在はニューカッスルに戻ってプレシーズンを過ごしているようですが、神戸から破格のオファーがあったとか…
どうなるのでしょうか、楽しみですね。
日本人選手の動向ももちろんですが、大きく陣容が変わるエイバルの来シーズンの戦いにも注目していきたいですね。
まとめ
面白かった!
出場数から見えることは意外とありました。
チームでターンオーバーが良くあるとか、層の厚さとか、この監督は固定して選手を使うなとか、それこそ外せない選手っているんだなーとかとか。
来シーズンはより深く選手の出場数とかを見ていってチームのスタイルを深掘りできたらいいなーと思いました。
まずは試合観戦数を増やしたい!
あと38試合出場ってすごいことなんだなーと今回思いました。
この過密日程の中でも怪我も出場停止もなく出続ける凄さを感じました。
もう少し多くいると思ってたので驚きでした。
後日出場数とスタメン出場数のラ・リーガのベストイレブンをまとめてみようと思ってます。
とにかく目の前に迫ってきた21/22シーズン。
W杯イヤーでもあるので、選手たちはアピールという意味でもかなり気合の入るシーズンになると予想されます。
来シーズンもラ・リーガを楽しみましょう!!
長々とお付き合い頂きありがとうございました。
ラ・リーガ20/21 全チーム出場数イレブン③
第1回
https://indikun.hatenablog.jp/entry/2021/07/13/185356
第2回
https://indikun.hatenablog.jp/entry/2021/07/18/192028
さて、オリンピックも開幕し、ラ・リーガ21/22シーズンの開幕に1ヶ月もない事に気づいて時の流れの速さに慄いております。
完全に遅すぎる振り返り企画。
それでもぼくは、ヤルマゲドン(©︎陣内智則)
スベった所で今回のチームを紹介します!
・ベティス
・レバンテ
・オサスナ
今回はこの5チームです!よろしくです!
バルセロナ
順位:3位 起用した選手の数:25選手
シーズン開幕前にメッシの去就で荒れに荒れていたチーム状況。
などなど、ピッチ外のゴタゴタが多かったバルセロナでしたね。
そんな中、最後まで優勝を争ったのは評価できる、のでしょうか?クレの皆さんは不満もあるのでしょう。
今年もメッシの契約延長がなかなか発表されず焦らされている状況(7月23日現在)だったり、人員整理が上手くいってなかったりとゴタゴタしている印象ですが、どうなるでしょうかね。
そんなチームを支えたメンバーはこちら!
※ジョルディ…ジョルディ・アルバ
テアシュテ…テア・シュテーゲン
リーガでとんでもない若手スターが誕生。
ユーロでも大きな話題を掻っ攫い知らない人はいなくなったぺドリ。
10代にしてバルセロナの核となる活躍を見せていましたが、出場数も納得の37試合。
最終節は監督が休養をくれたので、出ようと思えば出れたという意味で実質全試合出場ですね。
そしてそのぺドリと同じ出場数でチームを支えたのがフレンキー・デ・ヨング。
今シーズンは二列目からの飛び出しが異常に効き、更にはリベロまでこなすという本当に欠かせない選手となりましたね。
放出が騒がれるグリーズマンはなんだかんだブスケツと同じ36試合出場でした。
ちなみにメッシは35試合出場です。
それではスタメン出場数だとどうなるか、見てみましょう。
ユーロでデンマーク代表として活躍したブライスワイトがアウトして、スペインオリンピック代表のオスカル・ミンゲサが選出。
ブライスワイトは出場数こそ29試合でしたが、スタメンは10試合。求められてる役割としてはしょうがないですかね。
最多スタメンは35試合のデ・ヨング。
次点でジョルディ・アルバの34試合、メッシは33試合でした。
最少はデンベレの19試合。復活の印象もありましたが、来シーズンはより真価を発揮できるでしょうか。
こうみると年齢からぺドリが騒がれてしまいますが、本当にバルセロナを支えたのはデ・ヨングでしたね。
怪我なく来シーズンも活躍して欲しいです。
ベティス
順位:6位 起用した選手の数:25選手
最後の最後でEL出場権をもぎ取ったベティス。
19/20シーズンでは15位とベティスのレベルからすると信じがたい順位でのフィニッシュになっていた事を考えると、成功したシーズンと言えるのではないでしょうか。
全く関係ないですが、個人的にベティスのユニフォームがめっちゃ好きです。緑の縦縞、カッコ良すぎる。
それではメンバー発表です!
※ボルハイグ…ボルハ・イグレシアス
アイトール…アイトール・ルイバル
クリスティ…クリスティアン・テージョ
ナビルフェ…ナビル・フェキル
セルヒオカ…セルヒオ・カナーレス
ギドロドリ…ギド・ロドリゲス
ヴィリアン…ヴィリアン・カルバーリョ
ヴィクトル…ヴィクトル・ルイス
GKがいない事は、今回もご愛嬌という事で。
最多は35試合に出場したギド・ロドリゲス。
バルセロナに完全移籍が決まったエメルソンは34試合と2番目の出場数。
ここを抜かれるのはベティスとしてはかなり痛いでしょうねー。
脅威の39歳(40歳になりましたね、おめでとうございます。)ホアキンも選出、27試合に出場しました。
試合に出たらしっかりと存在感を出せる、客寄せパンダではなく、実力で居場所を掴んでいるホアキンは本当に凄い選手だと思います。まさにレジェンド。
そのホアキンはスタメン出場数でも残れるのか!どうでしょう!
※ファンミラ…ファン・ミランダ
4人も入れ替わりましたね。
ホアキンはスタメン出場数が16で残念ながら選外。
クラウディオ・ブラーボが20試合出場の20スタメンでGKが登場。
もう1人のGKジョエル・ロブレスは18試合出場18スタメンでした。今回のラインが18スタメンだったのですが、出場数でDFファン・ミランダが選出となりました。GKどっちかにフィールドプレーヤーやってもらう所でした、あぶねー。
ギド・ロドリゲス、エメルソン、ナビル・フェキルは出場数、スタメン数共に30オーバー。
ベティスにおいて欠かせない選手です。
画像のポジションはだいたいで配置しているのですが、ベティスは純粋なFWがいなかったです。つまりFWの絶対的存在がいないと言えると思います。
ストライカーの補強、これができればベティスはより脅威になるんじゃないかと思いました。
オサスナ
順位:11位 起用した選手の数:28選手
19/20シーズンは昇格組ながら10位フィニッシュ、今シーズン20/21では11位フィニッシュ。
このまままずは1部定着を目指したいですね。
定着ももちろんですが、順位がちょうど真ん中ですし、もっと上位を欲張ってもいいチームかもしれませんね。
リーガはチーム格差が減ってきたと言いますけど、オサスナのようなチームを見てると本当にそうだと思わされますね。
ではオサスナで信頼を得ていた選手たちを見てみましょう。
※アンティブ…アンティ・ブディミル
ルーベンガ…ルーベン・ガルシア
ジョナタン…ジョナタン・カエーリ
ロベルトト…ロベルト・トーレス
セルヒオエ…セルヒオ・エレーラ
最多出場は37試合のルーベン・ガルシア。
最少は25試合のジョナタン・カエーリ。
スペインオリンピック代表のモンカジョラは36試合に出場しています。
久保建英とマジョルカでプレーしていた記憶がある人も多いと思うブディミルはマジョルカからのレンタルで、30試合の出場でした。
ちなみに今シーズンからはレンタル終了でオサスナが買取したようです。
続いてスタメン出場数で見てみましょう。
※アリダネエ…アリダネ・エルナンデス
キケ・バルハとアリダネ・エルナンデスが交代です。そこのみの変更でした。
ダヴィド・ガルシアが最多の35スタメン、出場数も35試合でした。
オリンピック代表モンカジョラは27スタメンと充分にチームの中心選手という事を示しています。
個人的に意外だったのは、ロベルト・トーレスの数字ですね。
そんなにオサスナの試合をしっかり見てるとは言えないのですが、中心選手のイメージがありました。
ですが、出場数が35試合と多いもののスタメン数は19とそんなに多くなかったのです。
分からないものですねぇー。
レバンテ
順位:14位 起用した選手の数:29選手
まず個人的な話をさせてもらいます。
アトレティコの調子を崩された一因はレバンテだと思ってます。
リーガでの連戦という珍しいスケジュールになった両チームですが、アトレティコは1分1敗と勝てませんでした。
マジ勘弁。
しかしこれはアトレティコに限った話ではなく、大物食いをして今シーズンのリーガを荒らしたのはレバンテでした。
アトレティコだけでなく、レアルマドリーにも土をつけ、シーズン終盤にバルセロナの優勝の夢を遠ざけた3-3のドローゲームを演じました。
攻撃的で大変面白いサッカーをする魅力的なチームであるレバンテ、そんなチームを支えたメンバーは誰でしょうか。
※ロジェール…ロジェール・マルティ
ゴンサロメ…ゴンサロ・メレーロ
カルロスク…カルロス・クレルチ
ルベンヴェ…ルベン・ヴェーゾ
オスカルド…オスカル・ドゥアルテ
アイトール…アイトール・フェルナンデス
最多出場はリーガ屈指のゴラッソメーカー、ホセ・ルイス・モラーレスの38試合。
全試合出場ですね、名実共にレバンテの絶対的な存在です。
次点でデフルトスの37試合。37試合も十分過ぎますね。
さて早速スタメン出場数も見てみます。
※エニスバル…エニス・バルディ
ホルヘミラ…ホルヘ・ミラモン
2人の入れ替わり、ソンとダニ・ゴメスがアウトでバルディとミラモンが入りました。
この2人とセルヒオ・ポスティゴが19スタメンで争ってましたが、出場数(それぞれ26試合、ポスティゴが22試合)で決まりました。
最多は30スタメンのモラーレスとクレルチです。
30で最多というのも少し意外ですね。
フィールドプレーヤーでその次は26スタメンのロジェール・マルティになるので、かなりバランス良く試合に選手が出てた、悪く言えば絶対的な選手はいなかったという感じですね。
レバンテはもっと上位目指せるチームだと思うので、来シーズンの飛躍に期待したいです。
なんかこれ、ほとんどのチームで言ってるから薄っぺらいな…笑
バジャドリー
順位:19位 起用した選手の数:32選手
残念ながら降格となってしまったバジャドリー。
バジャドリーといえば、あの怪物ロナウドがオーナーを務めてる事で有名ですね。
DAZNでそのドキュメンタリードラマも放送してます、興味ある方はぜひ。
最終節まで分からなかった今シーズンの残留争い、最終節の相手はアトレティコだったのでまさに天国と地獄、サッカーの美しさと残酷さが出た試合でした。
ではそんなバジャドリーの出場数イレブンを見てみましょう。
※セルジグア…セルジ・グアルディオラ
ショーンウ…ショーン・ウェイズマン
オスカルプ…オスカル・プラノ
パブロエル…パブロ・エルヴィアス
ブルーノゴ…ブルーノ・ゴンザレス
ルベンアル…ルベン・アルカラス
ジョルディ…ジョルディ・マシプ
最多出場は36試合出場のオスカル・プラノ 。
次点で32試合出場のショーン・ウェイズマンなので、オスカル・プラノの重要性が伺えますね。
ちなみに最少は24試合出場のフェデでした。
それではスタメン出場数を見てみましょう。
※ナチョマル…ナチョ・マルティネス
パブロ・エルヴィアスは27試合に出場しましたが、スタメンは10試合。
23試合出場の21スタメンだったナチョ・マルティネスと入れ替わりです。
フェデの17スタメンが最少、
最多は30スタメンのオスカル・プラノとショーン・ウェイズマンでした。
レバンテ同様、アンタッチャブルな存在が多くなかったという感じですね。
来シーズンは2部での戦い、試合数も増えますし、いかに戦力をキープできるかが重要です。
今のところ主力の流出は無いので、後はロナウドの顔の力で誰かを引っ張ってこれたら一年での再昇格も全然あり得ますね。
まとめ
来シーズンはもっとリーガ観戦の試合数を増やしたいなー。
なんとなくでしか分からないチームとか、選手とか、知れば知るほど面白くなりそうだと改めて感じました。
あとはチームの歴史とかも知れたら楽しいですね。
ピッチ内外の情報をどんどん吸収していきたいです。
残すはあと一回、5チーム。
よろしければお付き合いください。
ラ・リーガ20/21 全チーム出場数イレブン②
第一回はこちら
ラ・リーガ20/21 全チーム出場数イレブン① - クマの遠吠え
引き続き出場数でチームへの貢献度、チームからの信頼度を見ていきます!
前置きは①で充分やったので、今回は本題へ早速突入します。
②では、
ヘタフェ
の5チームを見てみます。
レアル・マドリー
順位:2位 起用した選手の数:30選手
怪我に泣かされ、選手が揃わなかったというイメージのシーズンだったレアルマドリー。
そんなチーム状況を支えた屈強な選手たちはどんなメンバーでしょうか。
最多はクルトワの38試合出場でした。
フィールドプレーヤーだと、モドリッチ、アセンシオ、ヴィニシウスが35試合出場。
最少はナチョの24試合でした。
24試合でイレブン入りというのが、選手が揃ってなかったんだなという証拠ですね。
その割に30人しか起用してないのが意外でした。誰かが治ると誰かが怪我する、負のスパイラル、新シーズンは抜けられるといいですね。
そしてここにセルヒオラモスの名前がないのはなんか物足りない感じがありますね。
新シーズンはPSGのセルヒオラモス
僕はアトレティなのですが、それでもラ・リーガ好きとしては何か悲しいものがありますね…
ちなみにそんなラモスは15試合出場の15スタメンでした。
では、スタメン出場数のイレブンはこちらです。
※ルーカスバ…ルーカス・バスケス
イスコが25試合出場だったのですが、スタメン出場は8試合止まり。
代わりに21スタメンのルーカス・バスケスがメンバー入り。
ちなみにルーカス・バスケスは出場数24でナチョと並んでいましたが、スタメン出場数がナチョの方が多かった(22スタメン)のでメンバー外でした。
バスケスは数字以上の貢献をしてたんじゃないかなーと思いますけどね。
クルトワは全試合スタメン出場でしたが、フィールドプレーヤーではモドリッチ、ベンゼマ、カゼミーロ、ヴァランが31試合以上スタメンで出場していました。
この過密日程かつ怪我人過多のなか、さすがとしか言えないですね。
ビジャレアル
順位:7位 起用した選手の数:29人
開幕前、エメリの就任、久保建英のレンタル加入で最も注目されたチームだったビジャレアル。
結局、久保建英は出場機会を求めてヘタフェに移籍してしまうが、エメリは面白いチームを作ったんじゃないかなーと思います。
なんだかんだ、エメリはELでの異常な強さをビジャレアルでも見せて優勝を飾ったという点で、最高のシーズンだったのではないでしょうか。
それではそんなチームを支えたメンバーたちの、登場だ!!
※パコアルカ…パコ・アルカセル
ジェラール…ジェラール・モレノ
ラウールア…ラウール・アルビオル
セルヒオア…セルヒオ・アセンホ
最多出場はGKセルヒオ・アセンホと今シーズンからの加入になったパレホの36試合出場。
パレホはビジャレアルでの最初のシーズン。それでこの数字はいくら監督が変わったタイミングとはいえ、かなり完璧に適応したと言えるでしょう。
個人的にはラ・リーガMVP級だったと思うジェラール・モレノは33試合出場。
若手CBのホープとして一気に名を挙げたパウ・トーレスも同じく33試合出場。
お互いにEUROにも出場してるのも含めて、来シーズンが楽しみです。
さて、スタメンイレブンも見てみましょう。
※マリオガス…マリオ・ガスパール
チュクウゼとエストゥピニャンが抜けて、
マリオ・ガスパールとキャプがイン。
自分でやっといてあれなんですけど、なんか釈然としないんですよね。
キャプは16試合出場で15スタメン。シーズンで言うと半分以下しか出てないんですよ。
それより上だとパコ・アルカセルが19スタメン、出場数は27試合。
スタメン出場数=監督からの絶対的な信頼とは言えないなーと感じましたね。(企画破綻)
なぜキャプのその数字でメンバー入りなのか、ちょっと考えてから追記します。
多分、ターンオーバーでとかそういう感じかと思います。
ちなみに、タケクボは13試合に出場、スタメンは2回。
出場数を見ると意外と出てるじゃん、って感じですが、時間で見るとね…
アスレティック・ビルバオ
順位:10位 起用した選手の数:27選手
いつからでしょう、ビルバオが中位に甘んじるようになったのは。
メンツやあの力強いサッカーを考えればもっと上位を狙えるチームだと思うのですが。
さらに延期していた19/20シーズンのコパ・デル・レイ決勝でレアル・ソシエダに敗れると、その2週間後に20/21シーズンの同決勝戦ではバルセロナに敗れるという、ハード過ぎる経験もしたチームです。
来シーズンはビルバオに光が当たるシーズンになるでしょうか。
では出場数メンバーを見てみましょう。
※ヴィジャリ…ヴィジャリブレ
イニャキウ…イニャキ・ウィリアムス
ラウールガ…ラウール・ガルシア
アレックス…アレックス・ベレンゲル
ジョンモウ…ジョン・モウチージョ
イニゴマル…イニゴ・マルティネス
最多出場はイニャキ・ウィリアムス、おめでとう!38試合出場です!コンプリート!
ユーロで失態もありましたが、大活躍したウナイ・シモンは37試合出場。
20歳で期待のホープ、ウナイ・ベンセドールも今シーズンは28試合出場とチームに貢献。
てか、ウナイ・シモン、まだ24歳か…オリンピック代表勝手にオーバーエイジだと思ってたよ。
ヴィジャリブレの23歳より信じられん。
さて続いてスタメン出場数イレブンです。
※ジェライア…ジェライ・アルバレス
ウナイヌニ…ウナイ・ヌニェス
入れ替わりは4人。
出場数は多かったヴィジャリブレ(35試合!)、モウチージョ(30試合)はそれぞれ16スタメン
それよりビルバオはスタメン出場数30試合オーバーなのがなんとGKのウナイ・シモンだけです。
確かにリーグ前半戦と後半戦でだいぶスタメンの顔ぶれが違うことが多かったイメージがありますね。
前線の2人、オイアン・サンセとヴィジャリブレは後半戦でほとんどスタメンでしたしね。
これがある程度固まってきたらチームとしてさらに強くなってくるんじゃないでしょうか。
ちなみにやたらとヴィジャリブレに言及するなと思った方いましたら流石です。
言いたかっただけです。
ヴィジャリブレって言いたくなる選手名ランキング相当上位じゃないですか?
ちなみに1位はアルバロ・オドリオソラ、2位はミケル・オヤルサバルです。そう考えるとヴィジャリブレは3位で。
ヘタフェ
順位:15位 起用した選手の数:31選手
図らずも再び久保建英に関連するチーム。
今回はタケクボスペシャルですね!
ヘタフェはボラダラス監督と心中する覚悟で今シーズンを乗り切りましたが、残留を果たすもののその監督はバレンシアの監督に就任。
早めに舵切って他の監督連れてきた方が来シーズンにつながったのではー、と言うは易し。
途中で解任して大崩れしてたら残留もできなかったかもですしね。
さてそんなボルダラス監督から信頼を得て試合に出まくったのは誰でしょう!
※マクシモビ…マクシモビッチ
マティアス…マティアス・オリベラ
ダミアンス…ダミアン・スアレス
ヘタフェでアンタッチャブルな存在、ククレジャはやはりチームトップの37試合出場。
アランバッリとマクシモビッチの2ボランチは個人的にかなり安心感ありますね。
その2人はアランバッリ34試合、マクシモビッチ35試合と流石の出場数。
ボルダラスのお気に入りですなー、バレンシアに誰か引き抜かれちゃうかなー?ないかなー?
さてさて、スタメンも見てみましょう
※フアンエル…フアン・エルナンデス
1人だけの変更でしたね。
ククレジャの37試合スタメンが最多です、来シーズンもヘタフェで中心選手として残るのでしょうか。
他にも15スタメンはエネス・ウナルとカルロス・アレニャがいましたが、出場数でティモールを選出。
レンタルで途中からの加入のアレニャが凄いのか、選手層の薄さが出たのかは分かりませんね。
ちなみに久保建英は18試合出場の8スタメン。
ビジャレアル時代とと合わせると31試合出場の10スタメンになりますね。
来シーズンはどこで活躍してくれるのか、楽しみですね。
ヘタフェも監督が変わる新シーズン。
武闘派と言われるチームがどんなチームに変わるか、はたまたそのままか、とても楽しみです!
ウエスカ
順位:18位 起用した選手の数:27選手
昇格組で岡崎が所属のウエスカ。
特に前半戦は素晴らしいゲームをするも勝てない試合が続く厳しいチーム状況。監督交代も虚しく、1年での降格となってしまいました。
再昇格に向けてどれだけ主力を繋ぎ止めておけるかが重要になりそうですね。
そんなウエスカの出場数イレブンを見てみましょう!
※ダビドフェ…ダビド・フェレイロ
セルヒオゴ…セルヒオ・ゴメス
ホルヘプリ…ホルヘ・プリード
我らが岡崎慎司が25試合出場で選出!さすがはミラクルレスターの一員です。
しかしラファ・ミルというストライカーの影に隠れる形になってしまう岡崎もストライカーとしての仕事を全面に出せるチームでやりたいというのが本音でしょうし、難しいですね。
最多出場はそのラファ・ミルの38試合出場でした。名実ともにチームのエースですね。
オリンピックでも暴れてくれると面白いですが、ウエスカとしては隠しておきたい所ですかね。
あれ、GKいませんね。
まあ気にせずスタメンイレブン行きましょう。
※サンドロラ…サンドロ・ラミレス
アルバロフ…アルバロ・フェルナンデス
しっかり空気を読んでオリンピック代表GKのアルバロ・フェルナンデスが来てくれました。22試合出場22スタメンでした。
ウエスカはアンドレス・フェルナンデスというGKが16試合出場16スタメンだったのですが、スタメンイレブンの最少出場がサンドロ・ラミレスの16スタメンだったのでGK2人になる所でした。(サンドロ・ラミレスは20試合出場)
岡崎とセルヒオ・ゴメスがアウト。岡崎はスタメン出場は14にとどまってしまいました。
最多出場のラファ・ミルはスタメンでも32試合と素晴らしい数字。
最も多くスタメン出場したのは、ハビ・ガランとシオバスの2人で34スタメンでした。
まとめ(と反省)
今回も色々なチーム状況が見えてきましたが、選手層の厚さが順位に直結してくるなーという印象が強まってきています。
あとはやっぱり中心選手とかが見えてくるのは面白いですね!
サイドバックは固定されがちです。
反省としては余計なこと書き過ぎましたね、楽しくなっちゃって。
文字数が前回よりだいぶ増えてしまいました。
あんまやめる気ないので反省じゃないんですけどね。
あと2回続きます!
よろしければまたお付き合いください。
ラ・リーガ20/21 全チーム出場数イレブン①
アトレティコマドリーの優勝で幕を閉じたラリーガ20/21シーズンも終了からだいぶ経ちました。
もはやそんな事より21/22シーズンの方が近いですね笑
それどころかEUROもコパアメリカも終わっちゃったよ…
日程も発表され待ち遠しい開幕ですが、その前に今更過ぎますが20/21シーズンの振り返りを。
ですが、ただの総括とかじゃ面白くないなーと思って、各チームの出場数でベストイレブンを作ろうじゃないかと!
出場数!
すなわち監督からの信頼の証!
さらには怪我などがなく、コンディション管理ができている事の表れでもあると思います。
スタメン出場となると監督からの信頼はより強固であると言えるのではないでしょうか。
集計にはGOALさんのデータを使いました。
そして今回は単純な出場数(スタメン、途中出場含む)とスタメンとして出た出場数の2パターンを用意しました。
これを見て来たる新シーズンのチームと20/21シーズンのチームを見比べて楽しみましょう!
長くなりましたが、早速見ていきましょう。
アトレティコ・マドリー
順位:1位 起用した選手の数:25選手
今シーズンのチャンピオンから見てみましょう。
シメオネといえば調子の良い選手を使うというイメージもありますが、交代は一辺倒などと言われたりも…
どんな感じなのでしょうか。
まずは単純な出場数イレブンです。
まず、38試合すべてに出場した選手が2人
オブラクとコレアです。
オブラクはもちろん変えの効かない選手ですし、コレアはフル稼働でしたねー
前線からハードワークもできて、今シーズンからは点も取れるようになりました。
次点で37試合出場のコケとジョレンテ
この中で1番出場数が少ないのはカラスコの30試合でした。
続いてスタメン出場数イレブンです。
さて、間違い探しの時間ですよ。
いなくなったのは誰でしょう。
そうです、彼です。ジョアン・フェリックスです。
単純な出場数なら31試合の出場でしたが、スタメンで出場した数は14試合。
実に17試合が途中出場でした。
この結果で代わりに28試合スタメン出場のトリッピアーがイレブンに。
似たようなポジションのライバルとして、トマ・レマルがいますが、彼は27試合出場のスタメンは19試合でした。
セルタ・デ・ビーゴ
順位:8位 起用した選手の数:30選手
昨シーズン(19/20)は17位フィニッシュと、降格か?なんて騒がれていましたが、今シーズンは8位フィニッシュ。
そんなセルタのメンバーを見てみましょう。
デニススア…デニス・スアレス
フランベル…フラン・ベルトラン
ジェイソン…ジェイソン・ムリージョ
ネストルア…ネストル・アラウーホ
ウーゴマー…ウーゴ・マージョ
まさかの事態。単純に出場数だけを見たらGKがいなくなってしまいました。これを想定せずに始めてしまいました。そりゃそうなりますよね。しかしめげずにこのまま行きますよ。
最多出場はノリートの36試合。
セルタの王様、イアゴ・アスパスは33試合。
今シーズンベストイレブン級の活躍をしたレナト・タピアは32試合の出場でした。
次にスタメン出場数イレブン。
※イバンビジ…イバン・ビジャール
GKが来てくれました!いらっしゃいませ!
アイドゥ(25試合出場14スタメン)とフラン・ベルトラン(32試合出場13スタメン)がスタメン出場数が少なく選外。
代わりにイバン・ビジャールとオラサが選出。
ですが、オラサの選出には裏がありまして、
オラサは18試合出場の18スタメンなのですが、本来は19試合出場19スタメンのルベン・ブランコがいました。
しかし、彼はGK。
2人のGKになってしまうため、便宜上選外に。
GKだけ別枠で考えておけばよかった…
グラナダ
順位:9位 起用した選手の数:34選手
19/20シーズンの昇格組にしてダークホースとなり、昇格の年でEL出場権も手に入れたグラナダ。
今シーズンはタイトなスケジュールから順位を落とすと(個人的に)思っていたのですが、結果は9位。
ヨーロッパリーグでも躍進し、充実のシーズンだったのではないでしょうか。
そんなチームを支えた選手たちはこちら!
※ロベルトソ…ロベルト・ソルダード
ルイススア…ルイス・スアレス
ホルヘモリ…モルヘ・モリーナ
ダルウィン…ダルウィン・マチス
ヤンヘルエ…ヤンヘル・エレーラ
アントニオ…アントニオ・プエルタス
ヘルマンサ…ヘルマン・サンチェス
最多出場はアントニオ・プエルタスの35試合。
個人的にはヤンヘル・エレーラがもっと絶対的で出場してるイメージだったのですが、32試合出場。
十分出てますが、イメージはあてになりませんね。
それではスタメン出場数イレブンです。
※カルロスネ…カルロス・ネヴァ
33試合に出場したホルヘ・モリーナがスタメン出場は17試合、
29試合出場のロベルト・ソルダードが16試合で選外。
代わりにどちらも22試合出場で21スタメンのモントーロとカルロス・ネヴァがイレブンに。
18スタメンでルイス・スアレスとケネディ、25試合出場だったマクシム・ゴナロンの3人が並びましたが出場数でマクシム・ゴナロンは脱落。
キーパーのルイ・シウヴァは32試合出場32スタメンでしたが、ベティス移籍が決まってるので、GKのポジションをどう埋めるのでしょうか、楽しみです。
アラベス
順位:16位 起用した選手の数:30選手
喜べないと思いますが、奇しくも19/20シーズンと同じ順位でのフィニッシュ。
かなり終盤まで残留争いに巻き込まれましたが、なんとか残留。
メンバーや内容からするとそんなに下位にいるチームではないと思うんですけどねー、それ言い出すと当てはまらないチームの方が少ないので良くないですね。
逸れましたが、出場数イレブン見てみましょう!
※ルーカスペ…ルーカス・ペレス
ルベンドゥ…ルベン・ドゥアルテ
ラグアルデ…ラグアルディア
フェルナン…フェルナンド・パチェコ
最多出場はGKのフェルナンド・パチェコ。
38試合出場です。
フィールドプレーヤーでは37試合出場のホセルが最多。
28試合に出場のルーカス・ペレスがこの中では最も少ない出場数です。
そしてアラベスは出場数とスタメン出場数のベストイレブンが全く同じでした。
スタメン出場数が最多だったのもパチェコ(37試合)で、フィールドも同じくホセルとフロリアン・ルジェーヌがそれぞれ34試合スタメン出場となりました。
ルーカス・ペレスの19スタメンが最少です。
このメンバーは監督にとってかなり信頼のおける選手たちなのでしょう。
来シーズンはより上位を狙って欲しいですね。
エルチェ
順位:17位 起用した選手の数:30選手
最終節で感動的な残留を決めたエルチェ。
昇格組として最低ラインではあるが最大の目標である残留達成ですので、喜んで良いのではないでしょうか。
個人で見ると、GKのエドガル・バディアがバルセロナ戦でパラドン連発の活躍を見せてメッシからユニフォーム交換を持ちかけられて驚きのあまり固まってたのが印象的なシーンでした。
そんなバディアは終盤に出場がありませんでしたが、移籍なのか…どうなのでしょうか。
では出場数イレブンです。
※ルーカスボ…ルーカス・ボジェ
ホサンフェ…ホサン・フェルナンデス
ラウールグ…ラウール・グティ
ホセマサン…ホセマ・サンチェス
ゴンサロべ…ゴンサロ・ベルドゥ
先に申しますと、今回も出場数イレブンとスタメンイレブンは同じメンバーでした。
最多出場はラウール・グティの36試合(スタメン33試合)
最も少ないのはバラガンの27試合でしたが、スタメンでの出場が最も少ないのはペレ・ペーニャの22試合でした。
それでもスタメン出場数の最少が20試合オーバーは今回見た中では初ですね。
起用数は多いものの、ある程度メンバーが固定されてたという事でしょう。
ちなみに引退が決まったエルチェのレジェンド、ニノは16試合出場のスタメン出場はなしでした。40歳という年齢を考えると凄まじいですね。
……こっわ。
まとめ①
アトレティコの選手起用数の少なさが気になりました。疲労が来シーズンまで響かないといいのですが…
1チーム1人くらい38試合出場してる人がいると思ってましたが、フィールドプレーヤーではコレアだけというのが意外でした。
継続して試合に出るって、プロフェッショナルとして必要な要素の一つなんだなと思いました。
予定ではあと15チーム、④まで続く予定です。
良かったらまたお付き合いください。
おうちバリスタ〜値段が全て編〜
とんでもないタイトルですね、最低です笑
でもこう思った出来事があったので紹介します。
最近始めたおうちバリスタですが、最初に使っていた豆はドトールのマイルドブレンドでした。
これを選んだ理由は、1番バランスが良い味だと思っているからです。
色んなカフェでコーヒーを飲んで来ましたが、苦味や酸味が程よく、良い意味でクセがない味が大好きです。安いし笑
しかもそれがちゃんと家で誰でも再現できるのがすごいと思います。ドトールさんすごい!クーポンとかください!笑
さて、この流れで行くとドトールの豆が良くないって流れになりそうですね。
そんな事ありません!
ドトールの豆は先ほども述べた様にバランスが最高です。これは揺るがない事実です。
しかし今回、スペシャリティコーヒー専門店でコーヒー豆を購入した事により差を感じてしまいました。
比較するのも違うかもしれませんが、違いましたねー笑
では、どんな所でそう感じたのか、2点に絞って紹介します!
1.味が正直に出る
豆はいい子です、とても素直。
私はこんな味ですと言えば、本当にその味が出ます。
それが分かりやすく明確に出るのが、良い豆だなと思いました。
コーヒーの味で分かりやすいのは苦味とか酸味だと思います。
それぞれのコーヒーにこんな味です、という表記があってそれを基準にコーヒーを選ぶと思いますが、
あれ?なんか話と違くね?とか、
んー、まあ言われればそんな味かしら
ってなった経験はあると思います。
その味が明確に分かるのが良い豆だなーと思いました。
もっと言えば、どんな味か聞く前に飲んでもそのコーヒーの特徴が当てられる。
そのくらい味がハッキリしてるなーと感動しました。
2.淹れた時の膨らみ
コーヒー豆を挽いて、粉になったものをペーパーフィルターに移して、お湯を注ぐ。
中心から円を描くように…。
って感じで淹れると思いますが、注いだ時に大きな違いを感じました。
注ぐと豆が膨らんでくると思いますが、その膨らみ方が全然違いますね、良い豆だと凄いです、もう、凄いです笑
淹れ方はまだまだ初心者なので私の実力という訳ではなく豆の凄さだと思います。
やはりチェーン店などで売ってる豆は質より量、鮮度も多少バラツキがあると思います。
しかしスペシャリティコーヒー専門店となれば、鮮度にもこだわっています。
鮮度のある豆って、こんなに活きが良いんだ!と驚きました。
生きてるみたいでしたよ、是非体験して見て欲しいです。
そういえば、そもそもなんで膨らんでるんですかね、原理を知りません笑
勉強します。
結局、豆は安かろう悪かろうなのか
今回感じた差は、
1.味の感じ方
2.豆の鮮度による変化
でした。
安い豆はそれなりの理由があるし、逆に高ければそれ相応の理由がある。
安い豆が不味いかって言われたら、全然そんな事ないと思います。それはそれでコーヒーだし、個性の一つだと。
ただ、こだわる人にとっては豆は妥協できないポイントなんだなと実感しました。
まだまだコーヒーを極めてない自分はカフェチェーン店で売ってるような豆でも充分満足できるのですが、いずれ、
この味がいい!とか見つけたら高い豆ばっか手出しちゃうのかなーと思いました。
それはそれで良いかもしれませんが、逆にどんなコーヒーでも楽しめる自分でいたいなーとも思って備忘録としてこの文章を残します。笑
おうちバリスタ〜挽き加減での味の違い編〜
あけましておめでとうございます!
今年は緊急事態宣言が早々に出されるという幸先の悪いスタートですが、健康第一で良い一年になるといいですね。
さて新年からおうちバリスタは続けてますが、今回はコーヒー豆の挽き方で味はどのくらい変わるのか?
というのを実践してみました。
よく言いますよね、挽き方で味が変わるって。
そんな分かるもんか?と疑っている自分がいるので、いざやってみようと思った次第です。
私が購入したコーヒーミルだとやり方はとても簡単。
コーヒーミルのネジの部分を上にするか下にするかで挽き加減が変わります。
上にするほど粗挽き、下にするほど細挽きとなります。
今まではだいたい中間くらいで挽いていたので、中挽きといった感じでした。
ではどのくらい変わったのか変わらなかったのか!見てみましょう!
粗挽き
美味しそうですね、あらびきって聞くとソーセージみたいで。
というか本当にネジちょっといじるだけでそんなに変わるのでしょうかね。
半信半疑でハンドミルを回します。
すると!
ほう!なかなかに粗いですね!
そこまで大きく変わらない気もしますが、粗い事は粗いです。
本当にネジ加減で変わるんですなぁ。
さて、味は変わるのでしょうか。
その前に抽出してて思ったのは、いつもより早いなーって事ですね。
その分やはりコーヒーの色がいつもより薄めで透明感がありました。
そして味は、うん、
いつもよりかなり薄め。
見た目通りで薄いなーと感じました。コーヒー感が欲しい、ボディがしっかりしてるやつが好きな人は間違いなく物足りないないですね。
逆にあまり濃いのは…と言う人にはかなりさっぱりした味わいでいいんじゃないでしょうか。
個人的にはある程度コーヒー感を強く感じたいので物足りない感じでした。
極細挽き
次に下の方にマックスで下げてみました。
本当にネジ一つで挽き加減が変化する事は先ほど立証済みなのでもう驚きません。
しかし、ずっとコリコリ回してるのになかなか終わりません。疲れました。
その疲れを乗り越えた先に待っていたのはこちら!
ほっそ!こまかっ!
そりゃ時間かかりますね。
なんかパッと見はココアパウダーみたいです。
ペーパーに移すとこんな感じです。
こっちの方が細かさがわかりますね。
では早速淹れていきます。
あれ?
全く膨らまない、、
しかも全然下に落ちてこない。藤岡弘が淹れるコーヒーくらいゆっくり完成しそう。
さて、感謝の言葉を唱えながらじっくり淹れてみました!お味は!?
濃っっっ!!
分かってた反応ですね。もう予想つきましたよね。
その後よくよく調べたら、ハンドドリップに細挽きは合わないそうですね。
フレンチプレスとかで抽出するのに適してるようです。
味自体はほんと、シンプルに濃いコーヒーって感じでした。
まずいわけじゃないけど、めちゃくちゃ美味いわけではない、そんな感じです。
まとめと反省
今回面白かったのは、粗挽きと細挽きで分かりやすく違いが出た事です。
見た目もですし、抽出にかかる時間や味など。
一つの器具、一つの豆で色々な感覚が楽しめたのはかなり面白かったです。
しかしコーヒーを味わうという意味ではあまり良くない結果だったかなーと思ってます。
それぞれの器具や豆にはそれに適した方法があるので、しっかりそれを把握してからやりたいですね。
ちなみに今回もドトールのコーヒー豆でしたが、裏側にこんな表示が。
ちゃんとその器具に適した挽き方が書いてありますね〜、参考になります。
やっぱりまだまだ知識不足を痛感しましたが、肩の力を抜いてコーヒーライフを充実させて行きたいと思います!