おうちバリスタ〜挽き加減での味の違い編〜
あけましておめでとうございます!
今年は緊急事態宣言が早々に出されるという幸先の悪いスタートですが、健康第一で良い一年になるといいですね。
さて新年からおうちバリスタは続けてますが、今回はコーヒー豆の挽き方で味はどのくらい変わるのか?
というのを実践してみました。
よく言いますよね、挽き方で味が変わるって。
そんな分かるもんか?と疑っている自分がいるので、いざやってみようと思った次第です。
私が購入したコーヒーミルだとやり方はとても簡単。
コーヒーミルのネジの部分を上にするか下にするかで挽き加減が変わります。
上にするほど粗挽き、下にするほど細挽きとなります。
今まではだいたい中間くらいで挽いていたので、中挽きといった感じでした。
ではどのくらい変わったのか変わらなかったのか!見てみましょう!
粗挽き
美味しそうですね、あらびきって聞くとソーセージみたいで。
というか本当にネジちょっといじるだけでそんなに変わるのでしょうかね。
半信半疑でハンドミルを回します。
すると!
ほう!なかなかに粗いですね!
そこまで大きく変わらない気もしますが、粗い事は粗いです。
本当にネジ加減で変わるんですなぁ。
さて、味は変わるのでしょうか。
その前に抽出してて思ったのは、いつもより早いなーって事ですね。
その分やはりコーヒーの色がいつもより薄めで透明感がありました。
そして味は、うん、
いつもよりかなり薄め。
見た目通りで薄いなーと感じました。コーヒー感が欲しい、ボディがしっかりしてるやつが好きな人は間違いなく物足りないないですね。
逆にあまり濃いのは…と言う人にはかなりさっぱりした味わいでいいんじゃないでしょうか。
個人的にはある程度コーヒー感を強く感じたいので物足りない感じでした。
極細挽き
次に下の方にマックスで下げてみました。
本当にネジ一つで挽き加減が変化する事は先ほど立証済みなのでもう驚きません。
しかし、ずっとコリコリ回してるのになかなか終わりません。疲れました。
その疲れを乗り越えた先に待っていたのはこちら!
ほっそ!こまかっ!
そりゃ時間かかりますね。
なんかパッと見はココアパウダーみたいです。
ペーパーに移すとこんな感じです。
こっちの方が細かさがわかりますね。
では早速淹れていきます。
あれ?
全く膨らまない、、
しかも全然下に落ちてこない。藤岡弘が淹れるコーヒーくらいゆっくり完成しそう。
さて、感謝の言葉を唱えながらじっくり淹れてみました!お味は!?
濃っっっ!!
分かってた反応ですね。もう予想つきましたよね。
その後よくよく調べたら、ハンドドリップに細挽きは合わないそうですね。
フレンチプレスとかで抽出するのに適してるようです。
味自体はほんと、シンプルに濃いコーヒーって感じでした。
まずいわけじゃないけど、めちゃくちゃ美味いわけではない、そんな感じです。
まとめと反省
今回面白かったのは、粗挽きと細挽きで分かりやすく違いが出た事です。
見た目もですし、抽出にかかる時間や味など。
一つの器具、一つの豆で色々な感覚が楽しめたのはかなり面白かったです。
しかしコーヒーを味わうという意味ではあまり良くない結果だったかなーと思ってます。
それぞれの器具や豆にはそれに適した方法があるので、しっかりそれを把握してからやりたいですね。
ちなみに今回もドトールのコーヒー豆でしたが、裏側にこんな表示が。
ちゃんとその器具に適した挽き方が書いてありますね〜、参考になります。
やっぱりまだまだ知識不足を痛感しましたが、肩の力を抜いてコーヒーライフを充実させて行きたいと思います!