クマの遠吠え

なんでもすきなことを、遠吠えします

魚民をイギリスに連れて行こう。The1975の曲を魚図鑑風にする

サカナクションを知っていますか?

The1975を知っていますか?

 

サカナクションのみイエスと答えた方、まさに今回読んで欲しい方々です、このまま読み続けてください。

The1975のみイエスと答えた方、逆にサカナクションが気になってくると思うので、このまま読み続けてください。

どちらもイエスの方、あなたの意見も聞きたい、このまま読み続けてください。

どちらもノーの方、このまま読み続けてください、その後YouTubeに行ってください。

 

 

さて、本題に入ります。

質問続きで申し訳ありません。

魚図鑑、というサカナクションのベストアルバムをご存知でしょうか?

このアルバムは普通のベストアルバムとは一線を画す工夫がなされています。

サカナクションが自ら、自分たちの曲を三層に分けたのです。

 

三層?となっている方も多いでしょう。

サカナクションのファン(以降、ファンの愛称である魚民と言います)には、「あー、海の話ね」となるのですが、魚民の皆様以外はピンとこないでしょう。

 

サカナクションのヴォーカル、山口一郎さんが大の釣り好きで魚好き、魚や海に関連するものを楽曲中にもよく取り入れています。

その為ベストアルバムでもその愛が高じて、

浅瀬、中層、深海という海の部分に分けたのです。

3枚組です!

浅瀬は水深が極めて浅い部分の事を指し、中層、深海とどんどん潜っていくイメージです。

 

これをサカナクションは、浅瀬は有名曲や人気のある曲でまとめ、中層、深海に向かっていくにつれてファンの一部に刺さって欲しいと思って作っている曲(ライスワークとライフワークと一郎さんはおっしゃっています)になっていく構造にまとめました。

https://youtu.be/mgpSeprVQgk

↑2分あたりからライフワークとライスワークについて話しています。この動画はすごい勉強になるので是非。

 

画期的だし、サカナクションの教科書として完璧だと思いました。なぜかアルバムとしてのまとまりもしっかりしているのも恐ろしい所です。

 

そこで私は、この方式、他のアーティストもパクれば…失礼、オマージュすれば良いのでは?と考えました。

 

という事で、今回は私が勝手に選ぶThe1975の浅瀬中層深海ベストを決めていきます!!

曲数は同じにし、似た感じのアルバムを作りたいと思います!

 

The1975とは、

詳しい説明はGoogleで検索をお願いします。

イギリス出身4人組のバンドです。

今、知らなきゃ損であるバンドという事だけ覚えておいてください。デビューしてからアルバムは4枚、まだ追いつけます。

 

なぜThe1975なのか

それはサカナクションとThe1975の共通点を感じたからです。

お互いに国も年代も違えば売り方も違う

でも実験的な音楽や楽曲に対する飽くなき探究心が垣間見える所、そして良い違和感のあるバンドである所に何か通ずるものを感じたからです。

そんな事を意識して、魚民のみなさんにはイギリスはマンチェスターに到着したと思って見て聞いてください。

 

ちなみに今回は浅瀬と中層のみにします。

深海は需要が生まれてからで…

 

サカナクションの魚図鑑は全49曲収録の大作です。今回は浅瀬と中層のみの34曲で、そのうちの浅瀬のラストに入っている「陽炎」は構成の都合上カットさせて頂きます。陽炎のライブでの盛り上がり方えぐいよね!

※The1975の選曲はデビュー以降の4枚のアルバムからの選曲です。マニアのみなさんご勘弁を。

 

 

ではではまずは、浅瀬編!

こちらです!

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The1975の曲の後に矢印で示してあるアルファベットはそれぞれ、

T→The1975(1stアルバム)

I→I like it when you sleep, for you are so beautiful yet so unaware of it(2ndアルバム)

A→A Brief Inquiry Into Online Relationships(3rdアルバム)

N→Notes On A Conditional Form(4thアルバム)

を表し、収録されているアルバムに対応しています。

 

しかし2枚目のアルバムはタイトルが長いですねー、邦題も「君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。」となっています。

ビートルズがやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ!くらいの衝撃ですね。

 

さて、浅瀬を見てどうでしょうか。

どちらも知っている人が、なるほどねとなって頂ければ幸いです。

個人的に特に気に入っている組み合わせは、10曲目のSomebody Elseとミュージックの所ですね。意外と雰囲気は違うようですが、ダンスミュージックの面白さが詰まったお互いの肝となる曲だと思っています。是非どちらも聞いてほしいです。

 

続きまして、中層です。

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The1975の1曲目のPeopleは、浅瀬から潜って来た人を追い返しかねない選曲ではあると思いますが、それこそ中層だと思ってのチョイスです。

個人的に一番好きな曲である、Menswearを入れさせてもらいました。ライブ音源もYouTubeにあるので是非。ボイルと同じように駆け抜ける感じが良いんですよね。あとThe1975のヴォーカル、Mattyの声がセクシー、たまんない。

 

 

今の時代、サブスクリプションサービスで様々な音楽が簡単に聞けてプレイリストも作れます。

気になったものはどんどん聞いて試す事ができる時代だからこそ、色々な曲を聞いて欲しいし、聞いて行きたいと思ってます。

 

魚民のみなさん、The1975好きのみなさん、お互いの曲を是非聞いてみてください!